JVC、「ウッドシリーズ」の最上級インナーイヤーヘッドホン「HA-FX1100」 を発売
2014年11月8日 20:18
JVCケンウッドは7日、JVCブランドから、木製の振動板を使用したインナー「ウッドシリーズ」の最上位機種「HA-FX1100」を12月上旬から発売すると発表した。価格はオープン。色は黒。
本製品は、ドーム型に加工した「ウッドドーム振動板」を搭載。またその前面には、輪型に加工した「ウッドディフューザー」を装備することで、音を拡散させ、背面には「ウッドプレート」を搭載することで、ユニット内の響きの質と臨場感を向上させたという。
また、比重の大きい真鍮製のリングと、木製の「ウッドダンパー」でユニットを押さえることで、ユニットの振動ロスを広い帯域で減らしたという。また、真鍮製のリングで押さえる「アコースティックデュアルハイブリッドダンパー」構造と、ハウジング後部のブラスリングに伝わる不要な振動を吸収する「ウッドリングアブソーバー」で、制振性を高めたという。
このほか、高純度(99.9999%)無酸素銅の「6N OFC編組ケーブル」、イヤーピース内の反射音を抑える「スパイラルドットイヤーピース」、MMCX端子を使用した着脱式コード、アルミスリーブ、アルミエンドを装着した「L型プラグ」を採用した。
質量は13.0g(コード含まず)。出力音圧レベルは106dB / 1mW、インピータンスは16Ω。再生周波数帯域は6Hz~45,000Hz。コード長は1.2m。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)