NY原油:反発で78.65ドル、米雇用統計を受けたドル下落で割安感による買い

2014年11月8日 07:00


*07:02JST NY原油:反発で78.65ドル、米雇用統計を受けたドル下落で割安感による買い

NY原油は反発(NYMEX原油12月限終値:78.65 ↑0.74)。78.22ドルから一時79.41ドルまで上昇した。この日発表された米国の10月雇用統計は、非農業部門雇用者数が下振れの21.4万人増で、失業率が5.8%に低下。それを受けて、一瞬ドル買いの後は、利食いなどのドル売りが強まる展開になったことで、原油は割安感による買いが優勢になった。

そのほか、ウクライナ東部地域で政府軍と親ロシア派武装集団の戦闘が再燃し、停戦合意が崩れつつある状況に、一部でロシア産原油の供給に対する先行き懸念が浮上。また、米国中西部での季節はずれの寒さに絡み、暖房油の目先的な需要増の思惑などもあったもよう。《KO》

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