NY原油:反落で77.91ドル、OPECの需要見通し引き下げ、ドル高などで売り優勢

2014年11月7日 07:00


*07:02JST NY原油:反落で77.91ドル、OPECの需要見通し引き下げ、ドル高などで売り優勢

NY原油は反落(NYMEX原油12月限終値:77.91 ↓0.77)。77.12ドルまで下落後、いったん78.25ドルまで反発したが、その後再び77ドル台に下落した。石油輸出国機構(OPEC)がこの日、年次世界石油見通しを発表。そのなかで、OPECが生産する原油への需要見通しを今後20年間の大半について引き下げたことから、売りが優勢になった。

リビアが国内最大油田での生産を再開すると表明したことも売りにつながった。また、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が理事会後の会見で、ECBの内部対立懸念を否定し、追加緩和を推し進める姿勢を強調したことから、ユーロ安・ドル高となったことも、原油相場を圧迫した。《KO》

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