H.I.S.とANAセールス、訪日旅行の会社「HAnavi」を共同で設立

2014年11月5日 07:46

 H.I.S.とANAホールディングス傘下のANAセールスは4日、共同で旅行会社「H.I.S. ANA ナビゲーションジャパン」(HAnavi、ハナビ)を同日に設立したと発表した。

 設立された「HAnavi」は、訪日旅行需要の創出と日本各地の活性化を目的としているという。社名略称のHAnavi(ハナビ)は、従来の大都市を中心とした訪日旅行だけでなく、日本各地の魅力を発信し、ナビゲーション(案内)することで、訪日旅行者に利便性を拡充し、旅を通じて各地域へ貢献するという理念に由来しているという。更に、世界で認知されている日本の伝統的な「花火」という単語を組み合わせたという。

 出資比率はH.I.S.が51%、ANAセールスが49%。本社は東京都新宿区西新宿に置く。なお、営業は来年4月1日からの予定。

 「HAnavi」では、ANAの国内線網とH.I.S.の宿泊予約サイト「スマ宿」を生かし、日本国内のホテルなどを自由に組み合わせられるようにし、訪日外国人の多様なニーズに対応した個人型の国内旅行を提供するという。また、H.I.S.の海外店舗網を生かし、地方自治体と連携して、日本各地の魅力を世界に発信していくという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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