NY原油:続落で81.00ドル、GSの来年見通し下方修正を材料に売り先行
2014年10月28日 07:00
*07:03JST NY原油:続落で81.00ドル、GSの来年見通し下方修正を材料に売り先行
NY原油は続落(NYMEX原油12月限終値:81.00 ↓0.01)。しかし、0.01ドルの下落であり、横ばいである。一時79.44ドルまで下落していたが、その後いったん81.10ドルまで上昇した。米金融大手のゴールドマン・サックス(GS)が26日に発表したレポートで、来年の原油相場見通しを下方修正したことを材料に、売りが先行した。
GSは、米国産標準油種WTIの2015年1-3月期の相場見通しを、従来の1バレル=90ドルから、75ドルに引き下げた。米国以外の非OPEC産油国の増産で、需要を上回るとの見方。
ただ、その後は、27日発表の米国の景況感、住宅、製造業の指標がどれも下振れとなり、ドル安傾向になったことで、割安感による原油の買い戻しが徐々に優勢になったもよう。《KO》