NY原油:反落で81.01ドル、サウジは市場シェア維持の方針変わらずとの見方で売り
2014年10月25日 07:00
*07:02JST NY原油:反落で81.01ドル、サウジは市場シェア維持の方針変わらずとの見方で売り
NY原油は反落(NYMEX原油12月限終値:81.01 ↓1.08)。売りが先行して80.36ドルまで下落した後、いったん81.40ドルまで買い戻されたが、それ以降も売り優勢の展開が続いた。サウジアラビアが原油価格ではなく、市場シェアを維持する方針に変わりはない、との見方が改めて広がり、売りが優勢になったもよう。
そうしたなか、ニューヨークでエボラ出血熱の感染者が出たものの、米国株価指数が堅調に推移する展開に、原油もいったん買い戻されたとみられる。しかし、イラクが今月の産油量を増やしたとの報道もあったことから、再び売りが強まった。《KO》