NY原油:反発で82.09ドル、サウジ供給減観測、指標改善・株高で買い先行

2014年10月24日 07:00


*07:02JST NY原油:反発で82.09ドル、サウジ供給減観測、指標改善・株高で買い先行

NY原油は反発(NYMEX原油12月限終値:82.09 ↑1.57)。81.00ドルから一時82.37ドルまで上昇した。サウジアラビアの産油量は9月に増加したが、市場への供給量は8月を下回った(一部は在庫へ)との一部消息筋の見方が注目され、買いが優勢になった。

また、この日発表された中国の10月HSBC製造業PMI速報値、ユーロ圏の10月総合、製造業、サービス業の各PMI速報値が予想外に上振れとなり、米国の雇用、住宅、景気関連指標も改善。世界景気の減速懸念が後退して、原油需要の先行き期待感が高まり、欧米で株高が進んだことも、買いにつながった。《KO》

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