【市場反応】4週平均失業保険申請件数14年ぶり低水準、ドル買い

2014年10月23日 21:51


*21:51JST 【市場反応】4週平均失業保険申請件数14年ぶり低水準、ドル買い
外為市場では良好な米雇用指標を好感したドル買いが継続した。ドル・円は107円62銭から107円80銭まで上昇し、10日来の高値を更新。ユーロ・ドルは1.2672ドルから1.2653ドルへ下落した。

米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比2.7件増の28.3万件と、市場予想の28.1万件を上回った。一方、変更の少ない4週平均は28.1万件まで減少し、2000年5月以来で最低を記録。また、失業保険継続受給者数も235.1万人と、予想の238万人を下回り2000年12月以来で最低となった。

同時刻に発表された9月シカゴ連銀全米活動指数は0.47と、市場予想の0.15を上回ったほか、8月の-0.25からプラスに転じた。

[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:28.3万件(予想:28.1万件、前回:26.6万件)・米・失業保険継続受給者数:235.1万人(予想:238万人、前回:238.9万人)・米・9月シカゴ連銀全米活動指数:0.47(予想:0.15、8月:-0.25)《KY》

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