【銘柄フラッシュ】SmartEbookなど急伸し新規上場のGMOリサーチは買い気配

2014年10月21日 16:32

 21日は、因幡電機産業 <9934> やクレスコ <4674> が昨日の業績予想の増額を好感して急動意となったまま堅調に推移し、本日14時に業績予想の増額を発表したフジ住宅 <8860> や丸藤シートパイル <8046> (東2)も急動意など、好業績株への評価が強い相場になった。前場に自社株買いを発表したチヨダ <8185> は後場も大きく出直ったまま堅調で4.8%高、前引け後にインフルエンザウイルス抗体の作製を発表したカイオム・バイオサイエンス <4583> (東マ)は急伸し22.6%ストップ高となった。

 日経平均の値動きに2倍の変動率で逆行する日経ダブルインバース上場投信 <1357> が後場は上げピッチを強め、中国の7~9月のGDP(国内総生産)が5年半ぶりの低水準と伝えられて日経平均が下げ幅を広げると上値を追い4.2%高。

 本日新規上場のGMOリサーチ <3695> (東マ)はインターネット調査支援などを行い、前後場とも気配値のまま売買が成立せず、公開価格2100円に対し、本日の気配値での上限になる4830円の買い気配となった。

 フィックスターズ <3687> (東マ)は前週の配当予想の増額などを引き続き好感して出直りを継続し11.1%高、SmartEbook.com <2330> (JQS)は「iPad(アイパッド)」新モデルの発売を控えて電子書籍拡大に期待とされて33.8%ストップ高となり連日高値。

 東証1部の値上がり率1位はキムラタン <8107> の11.1%高となり株価10円前後のため「率」は大、2位は古野電気 <6814> の9.0%高となり全米の2014年度NMEA(全米舶用電子機器協会)11部門中4部門受賞などを好感して大きく続伸、3位は前出・クレスコの7.9%高だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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