メルコ:今中間期の純利益は2.2倍、上半期の売上未達で通期予想は下方修正
2014年10月21日 12:49
【10月20日、さくらフィナンシャルニュース=東京】
メルコホールディングス(東1・名1:6676)が20日に発表した2015年3月期第2四半期の連結決算は、純利益が前年同期比2.2倍の12億円だった。消費低迷の影響で、主力のパソコン用周辺機器が軒並み売上を落としたものの、粗利の改善や販管費の削減効果によって増益となった。
売上高は同19%減の384億円、営業利益は同3.2倍の13億円、経常利益は同2倍の17億円だった。
また、同社は売上が期初予想に届かなかった上、下半期においても消費動向の厳しさが続くとみて、通期業績予想を下方修正した。売上高を前回予想900億円から前期比18%減の830億円に、営業利益を同50億円から同7%増の30億円に、経常利益を同58億円から同9%増の39億円に、純利益を同35億円から同28%増の27億円に、それぞれ引き下げている。(岡野学)【了】