NY原油:反落で82.71ドル、供給面の緩みに対する思惑
2014年10月21日 07:00
*07:04JST NY原油:反落で82.71ドル、供給面の緩みに対する思惑
NY原油は反落(NYMEX原油11月限終値:82.71 ↓0.04)。83.34ドルまで上昇した後、一時81.55ドルまで下落した。米国の原油需要に対する懸念後退や、売られ過ぎとの見方からの買い戻しが先行したとみられる。しかし、買い一巡後は、石油輸出国機構(OPEC)が生産枠(シェア)を維持する姿勢を鮮明にしていることなど、供給面の緩みに対する思惑が下押し圧力になったもよう。
また、日本時間21日午前発表予定の中国の7-9月期GDPに対する警戒感も、売りにつながった可能性が考えられる。なお、22日から取引の中心となる12月限の、20日の値動きは、高値が82.62ドル、安値が80.78ドル、引けは81.91ドルであった(前日比0.15ドル安)。《KO》