電通:新会社「電通ブルー」を設立、最先端技術を駆使したデジタル事業を展開

2014年10月17日 10:56

【10月17日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

 電通(東1:4324)は16日、100%子会社の電通デジタル・ホールディングス(以下「DDH」)を通じて、最先端の技術力を活用したデジタル事業の開発・提案を行う子会社「株式会社電通ブルー」を設立したことを発表した。資本金は1億円(別途、資本準備金1億円で、出資比率はDDHが100%。年内をめどに営業を開始するという。

 新会社の電通ブルーでは、豊富な実績をもつ社外プロフェッショナルが参画できる制度を準備。積極的に人材採用と人的ネットワークの構築を進めることで、スタートアップ型の開発体制による新規事業の創出を目指す。また、最先端の開発基盤を整え、グループ各社との協業を図りながら顧客ニーズを先取りしたデジタル事業を展開する。

 事業内容は、ウェブサービスやアプリなどの開発・運営を行うメディア事業、生活者の暮らしを高度化するデジタルライフツール事業、国内外でIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の実用化を担うハードウェア事業、などを手掛ける予定。(岡野学)【了】

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