イオン、ベトナムで郊外型ショッピングモール2号店をオープン

2014年10月15日 17:19

 イオンは15日、ベトナムのビンズオン省で11月1日に郊外型のショッピングモールをオープンすると発表した。地上3階建て、延べ床面積7万平方メートル、バイク6,000台・車1,000台の駐車場を持ち、約150店舗が出店する。ショッピング店舗のほか、ゲームセンター、映画などの娯楽施設、美容サービス店なども備える。

 今回オープンする「イオンモール ビンズオンキャナリー」(AEON MALL Binh Duong Canary)は、1月に開業した「イオンモール タンフーセラドン」に続く同社グループのベトナム2号店。

 1階は服飾の「トレンドファッション」、美容品の「ビューティーコスメ」、日本のファッション、雑貨、グルメが集結する「ジャパン」、「カフェ&ファースト」の区画で構成されている。ファッションゾーンには、マレーシア発、カジュアルファクトリーアウトレットの「F.O.S」や、香港からカジュアルファッションで人気の「Giordano」などが出店する。

 2階は、地域最大級のゲームセンター、ボーリング場などの「アミューズメント」、子供向け娯楽施設や、ファッション、玩具店などの「キッズ」、雑貨店などが集まる「ホビー&生活雑貨」、フィットネスクラブ、リラクゼーションサロン、エステなどが集まる「サービス」の4つの区画で構成されている。

 3階は、日系レストランや地元ベトナムの人気店などが集まる「インターナショナルレストラン・フードコート」とシネマコンプレックスで構成されている。

 イオンは、アセアン諸国、中国でグループ一体となった成長戦略を推進している。ベトナムでは、2008年からイオンクレジットサービスが日系企業初となる割賦販売事業を展開しているほか、コンビニエンスストアのミニストップが2011年末からエリアフランチャイズで出店し、現在は17店舗を展開している。

 同社は今後「アジアシフト」を加速させ、ベトナムでは、ショッピングモールと総合スーパー(GMS)に加えて、総合金融・サービス・専門店など、グループを挙げて積極的に事業展開を進めていくとしている。

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