NY原油:続落で85.77ドル、独指標悪化による需要懸念や株安などで売り先行

2014年10月10日 07:01


*07:03JST NY原油:続落で85.77ドル、独指標悪化による需要懸念や株安などで売り先行

NY原油は続落(NYMEX原油11月限終値:85.77 ↓1.54)。86.97ドルから85.60ドルまで下落した。前日発表の米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の在庫が大幅に増加したことが、引き続き重石になったとみられる。また、ドイツの輸出減少や成長率予想の引き下げを受けて、原油需要への懸念も強まり、北海ブレントが下落、株安になったことにも連れた。

9日に発表されたドイツの8月貿易統計では、輸出が前月比5%超も減少した。この日、ドイツの主要経済研究所が、同国のGDP伸び率予想を発表。2014年を1.3%に(従来は1.9%)、2015年を1.2%に(同2.0%)、それぞれ修正した。《KO》

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