NY原油:反落で88.85ドル、IMF成長見通し下方修正で需要懸念

2014年10月8日 07:01


*07:03JST NY原油:反落で88.85ドル、IMF成長見通し下方修正で需要懸念

NY原油は反落(NYMEX原油11月限終値:88.85 ↓1.49)。90.27ドルから88.79ドルまで下落した。IMFが世界経済見通しで2014、15年の全体の成長率を下方修正したことや、独・8月鉱工業生産が前月比-4.0%も落ち込んだことを受けて、原油需要の先行き後退懸念による売りが優勢になった。

また、日本時間8日夜発表予定の米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)について、国内全体の在庫が増加すると予想されていることも相場の重石になった。なお、米EIAは7日発表の月報で、2014年の原油価格見通しを平均97.72ドルへ(9月時点98.28ドル)、2015年を平均94.58ドルへ(同94.67ドル)引き下げた(生産拡大と需要減少が背景)。《KO》

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