VW、新型「ポロ ブルーGT」を発売 燃費とスポーツ性能を両立

2014年10月7日 14:07

 フォルクスワーゲングループジャパン (VGJ)は7日、8月25日に発表した新型「ポロ」の最上級モデルとして、新型「ポロ ブルーGT」を同日発売すると発表した。優れた環境性能とGTカーに相応しいスポーティな走行性能を高次元で両立しているという。価格は、283万5,000円。

 パワートレインは、前モデルにも搭載していたアイドリングストップシステムとブレーキエネルギー回生システムを組合せた「ブルーモーションテクノロジー」と、無負荷運転時に4気筒のうち2気筒を休止するACT(アクティブシリンダーマネジメント)を搭載した1.4リッターの4気筒TSIエンジンを搭載する。最高出力は7kW(10ps)向上して110kW(150ps)となった。

 カタログ燃費(JC08モード)は、21.5km/L(前モデル:21.3km/L)に向上したほか、エコカー減税(取得税/重量税)も100%を取得するなど環境性能と走行性能を両立させた。

 エクステリアには、空力特性に優れた専用のフロント・リヤバンパーと、標準仕様に比べて15mmローダウンする専用スポーツサスペンションと17インチ ダブルスポーク アルミホイールを装着しており、視覚的にもスポーティな印象を強調している。

 安全装備として、前方車両を検知しながら、先行車両との衝突の危険をドライバーに知らせるとともに、衝突時のショックを軽減・回避する「フロントアシストプラス」、追突した場合の二次被害を軽減する「マルチコリジョンブレーキシステム」、モニターに、車両後方の視界を写し出す「リヤビューカメラ」などを標準装備する。

 ボディカラーは、コミュニケーションカラーのブルーシルクメタリックとピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクト、リフレックスシルバーメタリックの4色。内装は車名にも使用されている環境への配慮をイメージしたブルーを基調に統一された上質なアルカンターラとファブリックの専用スポーツシートを全車に標準装備している。

 デビューフェアを10月11日から13日の3日間、開催する。

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