アウディ、世界99台限定モデル「Audi R8 LMX」を国内で発売 2905万円

2014年10月7日 13:50

 アウディジャパンは7日、ルマン24時間耐久レースを冠し、レーザーハイビームを搭載した世界99台限定の「Audi R8 LMX」を6台限定で日本に導入すると発表した。10月11日-12日のWEC第6戦の富士スピードウェイで日本プレミア展示を行う。日本での納車開始は2014年10月中旬以降の予定という。

 搭載するレーザーハイビームは、ハイビームにレーザースポット技術を採用したもの。オールLEDヘッドライトの2倍の範囲で光を照射するほか、人間の目にとって理想的な色温度で、ドライバーが明暗のコントラストを認識しやすく、疲れを軽減するという。また、カメラベースのインテリジェント センサーシステムが他の走行車両を認識し、これらに照射しないよう自動的にライトパターンを制御する。

 出力419kW(570hp)、トルク540Nmの5.2リッターV10エンジンを搭載し、0-100km/hを3.4秒で加速する。最高速度は320km/hで、100kmあたりの平均燃費は12.9リッター(1kmあたりのCO2排出量は299g)。

 Audi exclusiveカラーであるマコウブルークリスタルエフェクトをボディーカラーに、リアにはリアアクスルのダウンフォースを向上させるリアスポイラーを装着、サイドのフリック、エンジンカバーやサイドミラー、サイドブレード、リアウィングとディフューザーはカーボン仕様となっている。

 内装は黒にブルーのアクセントを施し、エクステリアのダイナミズムを継承している。バケットシートは黒をベースにセパンブルーのダイアモンドパターンステッチを施したファインナッパレザー仕様。

 車両価格は、2,905万円。

 ベースモデルの「Audi R8」は高回転のミッドシップエンジン、ダブルウィッシュボーンサスペンション、ASF(アウディ スペース フレーム)アルミニウムボディなど、レースからフィードバックされた技術を搭載するアウディのトップモデル。

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