【銘柄フラッシュ】インフォテリアが急伸し上場2日目のFFRIに初値つく

2014年10月1日 16:40

  10月1日は、特損発表により昨日急落した住友商事 <8053> が朝方を除いて堅調に推移し大引けは0.4%高だが反発。一方、9月中旬に赤字拡大などを悪材料に急落したソニー <6758> は一時3日続伸の2009円(18円高)となり、急落前日以来の2000円台を回復。ソフトバンク <9984> のソフトバンクモバイルが初めてソニー製スマートフォンを取り扱うとの報道で出直りを強める場面があった。

  アダストリアホールディングス <2685> は昨日発表の8月第2四半期決算が好調で6.5%高、セーラー万年筆 <7992> (東2)はロボットマシンの中に世界で使われている機種がある強みが言われて13.2%高、象印マホービン <7965> (東2)は中国の国慶節連休が始まり炊飯ジャーなどが中国人観光客に人気とされて3.5%高の高値更新となった。

  CYBERDYNE(サイバーダイン) <7779> (東マ)は建設現場などでの作業用の着用ロボに期待強まり前場11.1%高まで急伸したが大引けは0.6%安。半面、テックファーム <3625> (JQS)はカジノ法案の臨時国会での推移に期待し急反発のまま15.0%高。マルマン <7834> (JQS)は9月決算に期待とされて35.0%ストップ高。セキュアヴェイル <3042> (JQS)は日本航空に続きNTTドコモでも不正アクセス侵入と伝えられて20.8%ストップ高。インフォテリア <3853> (東マ)は営業管理ソフトが眼鏡チェーン大手に採用されたとの発表が好感されて31.7%高となった。

  上場2日目のFFRI <3692> (東マ)は9時39分に公開価格1450円の2.8倍の4010円で売買が成立し、2日目で初値がついた。その後は後場も大引けまでストップ高の4710円に張り付いた。同じく2日目のホットランド <3196> (東マ)は高値を更新。

  東証1部の値上がり率1位はきちり <3082> の12.3%高となり自社株買いを材料に需給相場の様相を強めるとされ連日急騰、2位はアゴーラ・ホスピタリティー・グループ <9701> の7.8%高となり上位株主に香港資本があるため香港でのデモ拡大を受けて資産退避の買いなどが言われ前週の高値に顔合わせとなった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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