【話題】臨時国会が本格始動し「カジノ・IR法案」関連株が材料含みに

2014年10月1日 10:40

  内閣改造を受けた臨時国会が9月29日に召集・開催となり、「カジノ法案」の動向を注目材料として期待する動きがある。昨日は、カジノ関連株の一部が活発な動きを見せ、たとえばグローリー <6457> は全体相場が目立って下げた中で1.1%高程度ながら3日続伸。日本金銭機械 <6418> はいっときの4.2%安から大引けは0.4%安と回復した。

  カジノ法案は、最近、関連する総合リゾート・観光施設などの整備を含めて「IR法案」(特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案)と呼ばれ、超党派の国会議員で作る「IR議連」は細田博之会長(自民党幹事長代行)、萩生田光一事務局長(自民党筆頭副幹事長)が主導。ともに与党幹部の役職についているだけに、動向が株価材料になる可能性がある。

【主なIR法案関連銘柄】(順不同)

  インターライフホールディングス <1418> 、イチケン <1847> 、セコム <9735> 、ALSOK <綜合警備保障2331> 、一休 <2450> 、フィールズ <2767> 、テックファーム <3625> 、コムシード <3739> 、SDエンター <ゲオディノス、4650> 、リゾートトラスト <4681> 、アドアーズ <4712> 、ゲームカード・ジョイコホールディングス <6249> 、平和 <6412> 、SANKYO <6417> 、日本金銭機械 <6418> 、マースエンジニアリング <6419> 、オーイズミ <6428> 、ユニバーサルエンターテインメント <6425> 、ダイコク電機 <6430> 、グローリー <6457> 、セガサミーホールディングス <6460> 、アクセル <6730> 、サン電子 <6736> 、EIZO <6737> 、CWE <コモンウェルス・エンターテインメント、7612> 、マミヤ・オーピー <7991> 、タカチホ <8225> 、空港施設 <8864> 、日本空港ビルデング <9706> 、京浜急行電鉄 <9006> 、KNT <9726> 、エイチ・アイ・エス <9603> 、スペース <9622> 、コナミ <9766> 、など。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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