NY原油:反落で91.16ドル、四半期末の持ち高調整主導の見方
2014年10月1日 07:01
*07:04JST NY原油:反落で91.16ドル、四半期末の持ち高調整主導の見方
NY原油は反落(NYMEX原油11月限終値:91.16 ↓3.41)。94.85ドルから一時90.86ドルまで下落した。通常取引でほぼ4ドルもの下落となったが、四半期末に絡む持ち高調整の動きなどが主導したとの見方。ここのところ上昇が続いていたガソリンでも10月限が取引最終となったことで、売り戻しの動きが広がり、原油相場にも下押し圧力となったもよう。
さらに、この日発表されたユーロ圏の9月消費者物価指数速報値の低下で、ユーロ安・ドル高傾向が一段と進んだこと。また、日本時間1日夜に米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)の発表を控えていることなどが、相場の重石になったもよう。《KO》