NY金:反落で1211.60ドル、ロシア資本規制報道で高値1220ドルも、否定で売り
2014年10月1日 07:01
*07:05JST NY金:反落で1211.60ドル、ロシア資本規制報道で高値1220ドルも、否定で売り
NY金は反落(COMEX金12月限終値:1211.60 ↓7.20)。「ロシア政府、資本純流出が加速した場合、資本規制を検討」が伝えられ、安全資産として金を買う動きが強まったとみられ、高値1220.70ドルまで上昇した。しかし、その後、ロシア財務省から「ロシアは資本流出抑制のための規制検討しない」との発表があり、ロシア中銀も可能性を否定したことから、売り戻しに転じ、安値1205.20ドルまで下落したとみられる。
それ以降は、ユーロ圏の9月消費者物価指数速報値の低下を受けて進んでいた、ユーロ安・ドル高傾向が落ち着いたことや、米国株価指数が下落に転換したことなどから、金は下落幅をやや縮小する形になった。《KO》