NY金:反発で1221.90ドル、株安で安全志向の買いが強まる

2014年9月26日 07:01


*07:05JST NY金:反発で1221.90ドル、株安で安全志向の買いが強まる

NY金は反発(COMEX金12月限終値:1221.90 ↑2.40)。ドル高傾向が強まるなか、時間外取引で一時1206ドル台まで下落した流れでNY通常取引が始まり、1208.40ドルが安値となった。しかし、NY株式市場が下落スタートし、その後も下げ幅を拡大していく展開に、安全資産としての金の買いが優勢になり、一時1224.80ドルまで上昇した。

株安の背景としては、この日発表された米国の経済指標で、8月の耐久財受注が落ち込み、サービス業PMI速報値も下振れとなったこと。プーチン大統領が率いる統一ロシア党の議員が、ロシア国内の外国政府資産の差し押さえを可能にする法案を提出したこと。また、イラクのアバディ首相が、「イスラム国が、パリや米国の地下鉄を狙ったテロを計画しているとの情報がある」と述べたこと、などが挙げられるもよう。《KO》

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