フォルクスワーゲン、32年前の特別車を復刻した「ザ・ビートル・スペシャル・バグ」を発売

2014年9月25日 23:08

 フォルクスワーゲングループジャパンは25日、人気車「ザ・ビートル」の特別限定車「ザ・ビートル・スペシャル・バグ」を30日に発売すると発表した。価格は286万円。

 今回発売する「ザ・ビートル・スペシャル・バグ」は、1982年に発売された「フォルクスワーゲン タイプ1(通称:ビートル)1200」の限定車「スペシャル・バグ」へのオマージュとして企画された復刻モデル。これまでは主に欧州で販売されていた。現行モデルの「ザ・ビートル・デザイン」をベースに、1980年代当時のファッション性や「ビートル」ならではの遊び心を現代風にアレンジして再現したお洒落で個性的な「ザ・ビートル」となっている。

 ファッション性を重視して企画された往年の「スペシャル・バグ」は、ブラック/ゴールド、ブラック/レッドのカラーコンビネーションを採用していたが、今回の「ザ・ビートル・スペシャル・バグ」は、外装色に人気のピュアホワイトとディープブラックパールエフェクト、そして、本限定車専用色のプラチナムグレーメタリックの 3 色を用意した。

 ボディの装飾は往時にならい、クロームのホイールキャップ付17インチアルミホイールを採用すると共に、室内はベージュとブラウンのツートーンでコーディネートした専用シートを採用するなど、全体的にクラシカルな雰囲気に仕上げている。

 ボディ両サイドの下側には、ブラウン/グレー(ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクトの場合)あるいは、ブラウン/ブラック(プラチナムグレーメタリックの場合)のツートーンストライプのデカールと、リヤホイールアーチの前方部分(左右)にブラウンの文字で書かれた「Special」のロゴ、そして、リアゲートの中央には「ビートル」の愛称である「Bug(バグ)」のエンブレムを装着するなど、限定感を強調している。

 専用装備として、バイキセノンヘッドライト、スマートエントリー&スタートシステム“Keyless Access”、パークディスタンスコントロール(フロント/
リヤ)、シートヒーター(運転席/助手席)なども採用している。

 合計800台を販売し、内訳は、ピュアホワイトが400台、ディープブラックパールエフェクトが200台、プラチナムグレーメタリックが200台。10月4日、5日にはデビューフェアを開催する。

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