【株式評論家の視点】9月の配当落ちを数日で埋めれば秋相場に期待できる、地球温暖化対策関連が有望=海老原紀雄氏

2014年9月24日 17:05

  9月の配当権利落ちを26日(金)に控え、かなりの配当取りが入っているようだ。24日の東証1部出来高は21.6億株と比較的多く、同売買代金も2.2兆円と多い。

  株式評論家の海老原紀雄氏は、「出来高と売買代金の多い間は相場は強いとみていいでしょう。とくに、26日の配当落ち分は推定約80円ですが、この落ち分を数日中に埋めるようなら秋相場に期待してよいと思います。意外に日銀の追加金融緩和があるかもしれません」、とみている。

  さらに、物色銘柄については、「円相場がカギを握っていると思います。今日のように円高に振れると建設株が全面高となるなど、円安限界ということになれば国内のテーマ関連銘柄が物色の中心でしょう。とくに、今度の国連会議では地球温暖化対策に米国と中国の大国が前向きになったことは大きい変化です。温暖化対策に関連した銘柄が活躍すると思います」(同)という。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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