キリンとヤッホーブルーイング、資本・業務提携 キリンがヤッホー株式33.4%を取得

2014年9月24日 15:06

 キリンビールと星野リゾートの100%子会社であるヤッホーブルーイングは24日、資本提携および業務提携を結んだと発表した。10月1日付で星野リゾートが保有するヤッホーブルーイングの株の一部をキリンビールが譲り受けるとともに、ヤッホーブルーイングが新たにキリンビールに新株を発行することにより、最終的にキリンビールがヤッホーブルーイングの33.4%の株を保有する。

 ヤッホーブルーイングは長野県軽井沢町に本社を置く企業で、「よなよなビール」などのクラフトビールを製造、販売している。両社では今後、ヤッホーブルーイングの製品の一部の製造をキリンビールに委託するとしている、また、ヤッホーブルーイング社がキリンビールに対し、マーケティングについてのノウハウを提供するする。さらに、若手を中心とした人材育成や原材料の共同調達なども行うとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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