クラリオンとセントケア、介護ロボット事業の合弁会社「ケアボット」を設立
2014年9月17日 19:33
クラリオンとセントケア・ホールディングは17日、介護ロボットの企画、販売に関する合弁会社「ケアボット株式会社」を10月2日に設立することで合意したと発表した。介護業界における異業種連携はこれが初めてだという。
新たに設立されるケアボットは東京都中央区に本社が置かれる予定。資本金は5,000万円で、出資比率はクラリオンが33.4%、セントケアが66.6%。代表取締役社長にはセントケアからの出向で本谷春洋氏が就任する見込みだという。
同社は、クラリオンの持つ自動車用品電気製品の技術とセントケアの介護に関する知見を融合させ、介護現場の実情にあった介護ロボットの開発を進め、早期に市場に投入することを目指すとしている。両社は製品化の第一弾として、高齢者の薬の過剰摂取、飲み忘れ、飲み間違い、誤薬を防ぐことができる服薬支援装置の開発をすでに進めてきたという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)