ニコン、FXフォーマット機初のモノコックボディー「ニコンD750」を発売

2014年9月12日 18:13

 ニコンイメージングジャパンは12日、デジタル一眼レフカメラ「ニコンD750」を25日に発売すると発表した。価格はオープン。

 本製品は、約2,432万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載する。また、新開発のニコンFXフォーマットと画像処理エンジン「EXPEED 4」を搭載し、ISO100~12800までの撮影感度に対応する。また、ニコンFXフォーマット機初のWi-Fiと、上向き最大約90度から下向き最大約75度まで可動するチルト式の3.2インチ約122.9万ドット(640×RGBW×480)(VGA)液晶モニターを搭載した。

 ボディーは、ニコンFXフォーマット機初のモノコック構造で、撮像ユニットが入る前ボディーと、ボディー前面のカバーに帝人の炭素繊維複合素材「Sereebo(セリーボ)」を採用した。また背面カバーと上面カバーにはマグネシウム合金を採用し、軽量化、高強度、高剛性にしたという。また、電子部品を実装する統合基板と撮像ユニットをほぼ同一面とし、駆動系ユニットを最適な配置にしたことで、薄型化を実現した。

 また、最高約6.5コマ、60pフルハイビジョン画質での動画撮影にも対応する。このほか、「アドバンストシーン認識システム」、「ハイライト重点測光」などを装備する。

 サイズは、幅140.5×奥行78×高さ113(mm)、質量は約750g(本体のみ)、約840g(バッテリー、SDメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)。レンズマウントはニコンFマウントを採用。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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