アメトラ・ブランド「NEWYORKER」の旗艦路面店が銀座にオープン。テリー伊藤、絵美里、杉山愛が出席
2014年9月11日 20:51
ダイドーリミテッドの子会社である株式会社ニューヨーカーが企画・販売するアパレル主力ブランド「NEWYORKER」は1964年1月11日に誕生。今年50周年を迎えた。1964年は10月に東京オリンピックが開催され、戦後はじめて日本が世界に向けて復興をアピールした歴史的な出来事だった。その東京オリンピックで日本選手団が着用した「真紅のブレザー」、その生地は「NEWYORKER」の親会社である大同毛織(現ダイドーリミテッド)が織った生地だった。
以後、同ブランドはメタルボタン・ナチュラルショルダーのネイビージャケット“ブレザーのNEWYORKER”として市場に認知されアメリカントラディショナルと呼ばれるテイストの装いを提案し続けている。高いクオリティを背景にベーシックでありながら、時代のトレンドを取り入れたスタイルを提案して。現在、同ブランドのショップは国内にとどまらず、中国に26店舗、台湾に3店舗出店しており、それら地域の同ブランドショップで、近年同ブランドの顧客に「日本に旅行する際に、“NEWYORKER”の本店に行ってみたい。どこに行けばいいのか?」とのリクエストが数多くあるという。
そこで「NEWYORKER」ブランド誕生50周年を記念して、フラッグシップ・ショップとして銀座1丁目に路面店舗を9月13日にグランドオープンさせた。
そのグランドオープンを記念し、9月11日に演出家でタレントのテリー伊藤氏、元ミスユニバース日本代表(2009年)でモデルの絵美里さん、同ブランドの熱烈なファンで元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんをゲストに「ニューヨーカー銀座フラッグシップ・ショップ・オープニングセレモニー」を開催した。このイベントで、ニューヨーカー社の上條浩之社長は、冒頭で記したように「長らく懸案だった旗艦店ができた。ここではアジア諸国からの集客をも狙っている」と述べた。
新店舗は銀座1丁目の並木通りに面した路面店で、1階27坪/2階46坪の2フロア構成。コンセプトはニューヨークのアパートメントホテルで、ホテルで寛ぐような雰囲気のなかで洋服選びやフィッティングができる空間を目指したという。デザインと設計は設計事務所「ima」が担当した。
ブランドのシンボルであるハウスタータンのファサードが顧客を迎える1階は、NYの小さなホテルのロビーをモチーフにしたプロモーションスペースで、当該シーズンごとのブランド・スタイル提案やイベントに使う。2階はそのホテルのスイートルームをイメージした紳士&婦人服のフロア。今後はこの銀座店限定商品の販売も行なう予定だという。(編集担当:吉田恒)