黒田日銀総裁と岩田日銀副総裁の追加緩和発言

2014年9月11日 14:25


*14:25JST 黒田日銀総裁と岩田日銀副総裁の追加緩和発言
昨日、岩田日銀副総裁は、「円安によって実質所得が減少し、デフレ圧力を生む可能性があり、価格下落圧力の高まりに対して金融政策で対応する必要がある」と述べ、追加緩和の可能性を示唆した。


本日、黒田日銀総裁は、安倍首相との会談を終えた後、「物価目標達成困難なら躊躇無く追加緩和」という常套文句を再表明した。


日本銀行の物価目標2%が達成が困難だった場合、岩田日銀副総裁は辞任すると表明しているが、困難な情勢になった場合、黒田日銀総裁が異次元の量的・質的金融緩和第2弾を発動することを明言していることで、2%達成の可能性は限りなく高いことになる。

ドル・円は、黒田日銀総裁発言を受けて107円01銭まで上昇し、「三角保ち合い」上放れの目標値107円に到達した。

次の目標値は、エリオット波動の目標値112円85銭となる。《MY》

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