NY金:続落で1245.30ドル、米国早期利上げ観測で売り優勢

2014年9月11日 07:01


*07:04JST NY金:続落で1245.30ドル、米国早期利上げ観測で売り優勢

NY金は続落(COMEX金12月限終値:1245.30 ↓3.20)。米国株価指数が取引開始後まもなく下落する状況に、金の買いが優勢となり、高値1253.80ドルをつけた。しかし、その後、米株価指数が上昇に転じてからは、米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測を嫌気した売り圧力が再び強まり、安値1244.50ドルまで下落した。

全般的なドル高傾向も続いており、ユーロ・ドルが再び1.29ドルを割り込んで、1.2884ドルまで下落。ドル・円は106円89銭まで上昇が進んだ。なお、欧州連合(EU)がこの日、ロシアに対する追加制裁の発動の是非を協議したが決まらず、11日も協議継続となった。《KO》

関連記事

最新記事