NY金:反落で1266.50ドル、ECB利下げを受けたユーロ安・ドル高で売り優勢に
2014年9月5日 07:01
*07:04JST NY金:反落で1266.50ドル、ECB利下げを受けたユーロ安・ドル高で売り優勢に
NY金は反落(COMEX金12月限終値:1266.50 ↓3.80)。1279.20ドルまで上昇した後、1265.50ドルまで下落した。この日発表された米国の8月ADP雇用統計が下振れし、前週分新規失業保険申請件数も予想を上回ったことをきっかけに、一時買い戻しが強まったとみられる。
しかし、その後、発表された米8月ISM非製造業景況指数が大きく上昇したこと、欧州中央銀行(ECB)のサプライズの利下げと資産担保証券(ABS)の購入開始決定などを受けて、ユーロ安・ドル高が一段と進む状況に(ここでは1.2921ドルまで下落)、金に対する売り圧力が高まった。《KO》