【銘柄フラッシュ】古河電池やフェヴリナHDが急伸しルネサスエレがストップ高

2014年9月3日 16:41

 3日は、昨日一服だった熊谷組<1861>(東1)が再び動意を強め、とりわけ後場一段高となり4.3%高と高値を更新。福田組<1899>(東1)も7.5%高の高値更新。

 また、日銀の追加緩和期待や8ヵ月ぶりの円安を受けて日経平均とともに上昇しやすい銘柄が注目され、ファーストリテイリング<9983>(東1)は1.7%高だが1ヵ月ぶりに3万4000円台を回復し、ファナック<6954>(東1)は1.8%高となって1万8000円台を回復。

 ルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)が手ぶりなどで運転できる自動運転システムに期待を強めて17.2%ストップ高となり、ルネサスイーストン<9995>(東2)は20.6%高。古河電池<6937>(東1)は防災・非常用の紙パック式電池を材料に3日連続ストップ高の27.5%高となった。

 ストップ高銘柄が相次ぎ、フェヴリナホールディングス<3726>(東マ)は株主優待制度を材料に4日連続ストップ高の21.7%高、アクロディア<3823>(東マ)はサッカー日本代表チームのオフィシャルゲームに期待とされて3日連続ストップ高の17.6%高、トリケミカル研究所<4369>(JQS)も業績予想の増額を好感して3日連続ストップ高の19.1%高、トレックス・セミコンダクター<6616>(JQS)も3日連続ストップ高の15.9%高。

 東証1部の値上がり率1位は古河電池<6937>(東1)の27.5%高となり防災・非常用の紙パック式電池を材料に3日連続ストップ高、2位はマネーパートナーズグループ<8732>(東1)の21.5%高となり海外で利用できるトラベル用のプリペイドカードや外為市場の円安によるFX(外為証拠金取引)活況の期待などから21.5%高、3位もFX(外為証拠金取引)大手のマネースクウェア・ジャパン<8728>(東1)の17.4%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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