【銘柄フラッシュ】マネーパートナーズやアテクトが急伸し任天堂も高い

2014年9月2日 16:47

 2日は、消費税の再引き上げに向けた地ならしとして日銀の追加緩和策への期待が強まり、日経平均は先物主導で朝方から200円近く上昇し、現物株への裁定買いを誘発してトヨタ自動車<7203>(東1)が6000円台を回復して1.8%高など、主力株が軒並み高。金利敏感株の不動産、銀行、その他金融株なども高くなり、三菱地所<8802>(東1)は2.5%高。科研製薬<4521>(東1)は日本初の外用爪白癬治療剤を好感し高値を更新した。

 また、円相場が7カ月半ぶりの円安になったため、任天堂<7974>(東1)が2.9%高など北米景気関連株も高い。    水素ステーション関連株は連日活況で、三菱化工機<6331>(東1)は13.3%高、加地テック<6391>(東2)は6.6%高。また、災害・非常用の紙容器の電池を材料に古河電池<6331>(東1)は3日連続ストップ高の16.0%高、マネーパートナーズグループ<8732>(東1)は円相場が7カ月半ぶりの円安など動きが出てきたことを材料に34.6%ストップ高、サイバーリンクス<3683>(JQS)は県や自治体の防災システムに強いとされて15.7%ストップ高。アテクト<4241>(JQS)は衛生検査資材を手がけるとして4日連日ストップ高の29.6%高となった。

 東証1部の値上がり率1位はマネーパートナーズグループ<8732>(東1)の34.6%ストップ高となり円相場が7カ月半ぶりの円安になるなど動きが出てきたことを材料視、2位は古河電池<6937>(東1)の16.0%ストップ高となり3日連続ストップ高、3位は三菱化工機<6331>(東1)は13.3%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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