三菱電機、インドでFA機器サービス業務の体制強化 15年度に売上150億円へ

2014年9月2日 15:25

 三菱電機は2日、インドのグジャラード州でFA機器製品のサービス業務を手掛ける「インド・アーメダバードFAセンター」を設立し、9月5日に業務を開始すると発表した。FA機器製品のサービス体制を強化し、2015年度に同国内でFAシステム事業の売上高150億円を目指すという。

 同社はこれまで、FA機器製品のサービスをインド・プネFAセンター(2012年1月設立)やインドの現地代理店で実施してきたが、今回の「インド・アーメダバードFAセンター」設立によって、より高度で迅速なサービス提供が行えるという。同センターでは、FA機器製品に関するトレーニング・技術相談・システム提案や顧客のエンジニア育成のサポートをタイムリーに提供し、顧客満足度の向上を目指すという。

 同社によると、インド北西部に位置するグジャラード州アーメダバードは、インドの中でも道路・港湾・電力といった産業インフラが整備され、州政府の投資誘致が積極的に進められている。日系の製造業の進出や、自動車産業の集積が見込まれ、FA機器製品のさらなる需要増加とそれに伴う幅広いサービスニーズが見込まれるという。

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