米Amazon、自社に有利な条件で契約した出版社の電子書籍を「優遇」していた

2014年8月29日 23:54

あるAnonymous Coward 曰く、 米Amazonが、自社に有利な条件で電子書籍の販売契約を結んだ出版社の書籍を優先的に顧客に紹介する仕組みを導入したと報じられている(朝日新聞)。

 これに対し出版社や作家は反発しており、「出版社にとって死活問題だ」とされている。

 ただ、似たようなことは日本の出版物流通の世界でも行われており、たとえば出版社と書店の間で出版物の流通を行う、いわゆる「取次」においては、たとえば取次側の取り分を増やすという条件でより多くの出版物を捌いて貰えるようにする、という契約例もある。

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