NY金:反落で1283.40ドル、ECBの追加緩和期待の後退が重しか
2014年8月28日 07:02
*07:05JST NY金:反落で1283.40ドル、ECBの追加緩和期待の後退が重しか
NY金は反落(COMEX金12月限終値:1283.40 ↓1.80)。寄り付近の1288.20ドルを高値に、1282.00ドルまで下落した。ロシアのプーチン大統領とウクライナのポロシェンコ大統領が26日に直接会談を行ったが、ウクライナ東部での停戦の見通しは依然立たたないままであり、地政学的リスクへの根強い警戒感が買いにつながったとみられる。
その後は、「欧州中央銀行(ECB)が来週行動する公算は小さい、8月のインフレ統計次第」(ECBの事情に詳しい関係筋)との見方が伝えられ、ECBの追加緩和期待がいったん後退したことが、売りのきっかけになった可能性が考えられる。《KO》