三菱電機、赤色レーザーの58 / 65インチの4Kレーザー液晶テレビREAL「LS1」シリーズを発売
2014年8月25日 16:39
三菱電機は25日、4K対応レーザー液晶テレビREAL(リアル)「LS1」 シリーズ 2機種を10月30日に発売すると発表した。発売されるのは、58インチの「LCD-58LS1」と65インチの「LCD-65LS1」の2機種で、価格はいずれもオープン。
外観は、スタンド機能を備えた左右の独立したスピーカー部で画面を支え、映像の浮いた感じと安定感を両立させたという。また、アルミ製の円筒形状スピーカーとクロームメッキのスタンドで上質感を演出したという。
4K用液晶パネルとしては業界で初めて、バックライトに赤色レーザーを使用した。これにより赤、ピンク、紫などをより鮮やかに再現できるという。また、新開発のシアン色LEDを採用し、高性能カラーフィルターとの組み合わせによって色再現範囲がアップさせた。また、4K 対応超解像技術を採用した映像エンジン「DIAMOND HD 4K」で、フルHD画質の映像を4K画質にアップコンバートする。
音質面では、左右にそれぞれ2個のツイーターと1個のウーハーを配置した、総出力58Wの「DIATONE NCV スピーカー」を採用した。また、ウーハー部には約1万ガウスの磁束密度を持つマグネットを採用した。
さらに、本体には3つのチューナーと2TBのハードディスクを内蔵し、番組視聴中に別の2番組を録画可能。また、同社製HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)や9月1日発売予定のタニタ製活動量計カロリズム「AM-160」との連携機能を備える。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)