ALSチャリティー活動“アイス・バケツ・チャレンジ”に歌手ショーンが参加
2014年8月20日 22:48
“善行の先駆者”ショーンが、アメリカで旋風を巻き起こしている“アイス・バケット(バケツ)・チャレンジ”に参加した。
今月18日、ショーンは自身のFacebookに“アイス・バケツ・チャレンジ”の動画をアップして注目を集めている。
ショーンは「筋萎縮性側索硬化症(ALS)を世に知らしめて支援する“アイス・バケツ・チャレンジ”が韓国でいよいよ始まった。歌手のティムが私に挑戦状を送り、私は挑戦を受けた。私も3人に挑戦状を送る。BIGBANGのG-DRAGON、俳優のチョ・インソン、解説者のイ・ヨンピョだ。韓国ではALSのための団体“スンイル希望財団”を通じて、ALS療養病院建設を支援している。より多くの人々にALSに関心を持ってほしい」と話した。続いてショーンは自分の4人の子供たちから氷水を浴びて笑いを誘った。
“アイス・バケツ・チャレンジ”はALSの治療法開発のために米国のALS協会が行っているチャリティー活動の一環。参加者は氷水を浴びたあと3人を指名して参加を要請する。指名された人物は24時間以内に氷水を浴びるか100ドルをALS協会に寄付するかを選ばなければならない。
だが参加者の大部分はシャワーとともに寄付も行っており、米国では最近Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグがマイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツを指名、ビル・ゲイツがこれを受けて“アイス・バケツ・チャレンジ”を行う映像を公開して大きな話題を呼んだ。このキャンペーンにはケネディ前大統領の家族、歌手のジャスティン・ティンバーレイクなど全世界の有名人が大勢参加して話題を集め、この動きは米国社会全体に広がっている。
ショーンの動画によると、米国にいる知人から今回のキャンペーンに参加を求められたティムはこれを受け、ショーンに“アイス・バケツ・チャレンジ”の挑戦を求めた。ショーンはこれを喜んで受けて“アイス・バケツ・チャレンジ”を敢行。そしてG-DRAGON、俳優チョ・インソン、2014ワールドカップでの解説で有名になったイ・ヨンピョに参加を促した。この3人が24時間以内に映像をアップすれば、アメリカに続いて韓国でも“アイス・バケツ・チャレンジ”ブームが続きそうだ。
スンイル希望財団の共同代表であるショーンは平素からALS療養病院建設基金を集めるために寄付への参加を促してきた。また妻のチョン・ヘヨンと共に6年間ホルト児童福祉会に毎年ずつ寄付するなど寄付文化の拡散に努めており、さらにサイクリング縦断によって集まった後援者と自分からの寄付金を児童リハビリ病院建設に伝達するなど、善行の先駆者らしく黙々とよい行いを率先している。
またショーンは18日、ツイッターに「G-DRAGONが自分の誕生日にすばらしいことをしました。スンイル希望財団にALS療養病院の建設基金として8180万ウォンを送ってきました。G-DRAGON、誕生日おめでとう、そしてありがとう。おかげで今日はさらに幸せだ」という文をアップ、自分の誕生日を記念して同財団に寄付したG-DRAGONに感謝の念を示した。
ショーンの指名を受けたG-DRAGON、チョ・インソン、イ・ヨンピョが果たして氷水を浴びるのかどうかに期待が集まっている。(翻訳:中島礼子)