NY原油:続落で94.48ドル、ロシア産原油の供給懸念後退などが重し

2014年8月20日 07:00


*07:04JST NY原油:続落で94.48ドル、ロシア産原油の供給懸念後退などが重し

NY原油は続落(NYMEX原油9月限終値:94.48 ↓1.93)。96.87ドルから一時94.27ドルまで下落した。「20日が最終取引となる9月限を売って、割安な他の先物限月に乗り換える」といった技術的な動きに圧迫されたもようで、引け間際まで売りが続いた。

また、ウクライナ、ロシア、欧州連合(EU)が、ウクライナ東部情勢やエネルギー安全保障をめぐり、26日に首脳会談を行うことが明らかとなり、ロシア産原油の供給懸念がさらに後退したことも、相場の重しになったとみられる。

なお、21日から取引の中心になる10月限の19日値動きは、高値が94.10ドル、安値が92.62ドルで、引けは92.86ドル(前日比0.89ドル安)であった。《KO》

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