Microsoft、一般的なカメラにKinect的な機能を持たせる技術や映像加工技術を公開
2014年8月15日 11:36
taraiok 曰く、 Microsoft Researchが、一般的なカメラを使って深度情報を得るための技術を研究しているそうだ。この技術を使うことで、スマートフォンやWebカメラなどでもKinectの機能を部分的に持たせることが可能になるという。
この技術の特徴は、若干の仕様変更は必要なものの、多くのカメラで利用できる点にある。実験では一般的なWebカメラとスマートフォンを使用したが、その結果、目覚しい成果を達成でき、ほぼそのまま実用化できるレベルにまで来ているそうだ(Neowin、Slashdot)。
またウェアラブルカメラなどで撮影した映像を3D技術で再構築する「Hyperlapse」と呼ばれる映像加工技術も開発した。ウェアラブルカメラで撮影した撮影者目線の映像は、臨場感は高いものの動きが激しいため映像酔いを引き起こすことがある。 Hyperlapse技術は、各フレームから地形や構造物などを3D座標上に再構成し、カメラスタビライザーを使ったようなスムーズな映像を作り出すことができるという(Engadget、動画)。
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