【銘柄フラッシュ】DMPや比較.comが急伸し鉄建や熊谷組は動意再燃
2014年8月14日 16:15
14日は、グリー<3632>(東1)が四半期減益を嫌気して一時6%近い下落となり、オンラインゲーム株人気に水を差す形になってミクシィ<2121>(東マ)は全上場銘柄の売買代金トップとなったものの反落し6.2%安。物色の方向に変化がみられ、鉄建<1815>(東1)がリニア新線や整備新幹線の工事前倒し期待などから7.2%高、熊谷組<1861>(東1)も動意を強めて4.4%高。
新たな航空燃料を産学官で共同開発と伝えられ、日本航空<9201>(東1)が3.1%高、全日本空輸<9202>(東1)は1.0%高。内需系の手堅い銘柄も強く、花王<4452>(東1)は2.3%高となり高値更新、日本電信電話<9432>(東1)は2.0%高。比較.com<2477>(東マ)は昨日発表の四半期決算を好感して17.1%ストップ高、ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)<3652>(東マ)は7月末から世界最小クラスのデバイスを材料に活況高となり本日の売買から信用取引規制が掛かったものの21.4%ストップ高となり戻り高値。
バイオ関連株が総じて動意を強め、「エボラ出血熱」を意識してか、カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ)は7.4%高、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>(JQG)は一時16.0%高となって高値更新などバイオ株の値上がりも目立った。
東証1部の値上がり率1位は株価2ケタのキムラタン<8107>(東1)となり11.1%高、2位は関東電化工業<4047>(東1)の9.5%高となり四半期好決算を材料に2日続けて高値更新、3位は星光PMC<4963>(東1)の7.3%高となり経産省がセルロースナノファイバーの実証事業に乗り出すと一部で伝えられ出直った。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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