東芝、リストバンド型活動量計の予約開始 スマホで活動・睡眠データを集計

2014年8月11日 12:40

 東芝は11日、スマートフォンと連携して活動量・睡眠・食事を記録するリストバンド型活動量計「WERAM1100」の予約受付を同日からAmazon、Yahoo!ショッピングで開始すると発表した。販売は20日から。

 同商品は、加速度センサーで測定した情報を分析し、歩数・移動距離・消費カロリーなどの「活動量」と睡眠時間・睡眠サイクルなどの「睡眠」を推定するリストバンド型の活動量計。東芝の独自技術で消費電力を抑えたため、充電せずに2週間連続で使用できるという。

 算出されたデータはBluetoothでスマートフォンへ転送され、専用アプリ上にグラフなどで表示される。専用アプリ上で「食事」を写真で簡単に記録でき、活動量・睡眠・食事をトータルで管理することができる。

 また、同社が独自開発したアルゴリズムによって、活動状態、睡眠状態を自動的に判定することができ、入眠時・起床時に手動で切り替える必要なく活動を計測することができる。

 その他の機能として、朝食の時刻や運動開始時刻などのライフログをリストバンド上での簡単な操作だけで記録することができる。バイブレーション機能も備えており、歩数などのユーザーが設定した目標の達成時やアラーム設定時刻にリストバンドが振動して通知させることができる。

 本体色は、ブラック、ライトグレー、スモークピンク、ブルーグリーンの4色。今秋には交換用リストバンドの販売を予定しており、気分に合わせて好きなカラーのリストバンドに交換することもできるという。IPX5/IPX7相当の防水・防塵に対応。

 同社は今後、リストバンドなどのウエアラブル商品とクラウドを連携させ、ビッグデータを独自エンジンで分析した結果をユーザーにフィードバックするサービスを順次展開していく予定という。

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