三菱地所、米子会社がロサンゼルス郊外でアウトレットモールをオープン
2014年8月11日 11:02
三菱地所は8日、米子会社ロックフェラーグループ・インターナショナルが、米カリフォルニア州ロスアンゼルス郊外のレベックで開発を進めてきたアウトレットモール「The Outlets at Tejon Ranch」を7日(現地時間)にオープンしたと発表した。
地元デベロッパーのTejon Ranchとの共同開発事業で、敷地面積は16万平方メートル、総店舗面積3万平方メートル、店舗数は73店舗(第一期)。ロックフェラーグループとして初の商業施設開発となる。
主な出店テナントは、Adidas(スポーツウェア&アウトドア)、American Eagle(レディスウェア/メンズウェア)、Banana Republic(レディスウェア/メンズウェア)、Calvin Klein(レディスウェア/メンズウェア)、Coach(バッグ)、GAP(レディスウェア/メンズウェア)、H&M(レディスウェア/メンズウェア)など。
周辺の広大な自然環境との調和を図るため、外壁材を茶系色で統一するほか、噴水や屋外暖炉を設けることで高級感を演出しているという。物販店舗のほか、飲食機能も充実させ、ファミリーやカップルがレジャー感覚で楽しめるショッピング環境を提供する。年間の来客者数は1,000万人程度を見込む。
所在地は、米国西海岸を南北に貫く主要高速道路で「インターステート5号線」と、カリフォルニア州を南北に走る「ステートルート99号線」の交差するインターセクションに隣接しており、全米第2位の人口を誇るロスアンゼルス中心部から車で約2時間の距離にある。同インターセクションは、一日平均10万台超の交通量を誇る、カリフォルニア州の交通の結節点で、ロスアンゼルスやベーカーズフィールドなど、多くの人口を擁する広域の商圏が期待できるという。