KILLZONE SHADOW FALLのマルチプレイヤーモードがフルHDではないとして、カリフォルニアの男性がSCEAを提訴

2014年8月9日 16:12

PS4用ゲーム「KILLZONE SHADOW FALL」のマルチプレイヤーモードでは映像出力が宣伝されていた通りのフルHD(1080p)になっていないとして、米カリフォルニア州の男性が発売元のSony Computer Entertainment America(SCEA)を相手取ってクラスアクション訴訟を提起した(訴状: PDFArs Technicaの記事本家/.)。

KILLZONE SHADOW FALLのネイティブ映像出力は1080pの半分の解像度となる960×1080ピクセルとなっており、直前のフレームのピクセルと組み合わせることで1080pの出力を実現している。その結果、原告はゲームに集中できないほどぼやけた映像になっていると主張しており、多くのレビューでも同様の指摘がされているという。SCEAと開発元のGuerrilla Gamesでは、映像処理によりネイティブ1080pと同等の結果が得られていると主張するが、この技術が最新のものであってもネイティブ1080pとは言えないと原告は反論している。

原告は50ドルでKILLZONE SHADOW FALLを購入したが、1080pでなければ購入しなかったか、購入するにしてもずっと低価格である必要があったと主張。すべての購入者を代表して、KILLZONE SHADOW FALLの販売利益の全額を返金するように求めている。 スラッシュドットのコメントを読む | 法廷 | Sony | ゲーム | お金

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