NY金:反落で1311.00ドル、ウクライナ緊張緩和期待で売り優勢

2014年8月9日 08:04


*08:05JST NY金:反落で1311.00ドル、ウクライナ緊張緩和期待で売り優勢

NY金は反落(COMEX金12月限終値:1311.00 ↓1.50)。時間外取引では、「オバマ米大統領がイラク限定的空爆を承認」を受けて急速に買われ、一時1324.30ドルまで上昇。しかし、ウクライナ問題で緊張緩和を探る動きが出始めたとの見方が浮上してから、リスク回避ムードが弱まり、売りが優勢になった。

通常取引では、米国の4-6月期労働生産性速報値(上振れで上昇)が発表されたタイミングで、安値1305.70ドルまで下落。その後、「米軍機がイラクで空爆を開始」との報道をきっかけに買いが再び強まり、高値1315.00ドルまで反発した。しかし、それ以降は、米国株価指数の反発を受けて伸び悩み、徐々に反落気味となった。《KO》

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