アフリカで感染したエボラ出血熱感染者2名、米国に移送され治療へ
2014年8月5日 10:56
アフリカでエボラ出血熱の感染が広がっているが、西アフリカのリベリアでエボラ出血熱に感染した米国人2名が米国に移送され、米国内で治療が行われることが明らかになった。米国内でエボラ出血熱感染者の治療が行われるのは初めてで、感染者の入国に対してはリスクがあるとして懸念も高まっているという(ウォール・ストリート・ジャーナル)。
エボラ出血熱は感染力が高く、致死率も高い感染症であるため、移送には厳重な大勢が取られるとのこと。感染者2名のうち1名はエボラ出血熱の治療に従事していた医師で、もう一名は治療センターで働いていたという。なお、2名とも容態は深刻であるとのことだが、「十分に高度な治療と支援」が提供されれば回復する見込みがあるという。
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