住友林業、インドネシアでトクラス社の浄水器を販売

2014年8月4日 18:08

 住友林業は4日、子会社で木材・建材の輸出入・卸販売をおこなうインドネシア住友林業が、インドネシア浄水器事業に進出するトクラス(静岡県浜松市)と総販売代理店契約を締結し、現地への輸入・製品販売を開始すると発表した。

 住友林業とトクラスは、2013年6月28日に資本業務提携契約を締結し、住友林業グループの海外拠点を活かした販売ネットワークの拡充などの協業に取り組んでいる。 今回は、水道インフラの発展途上にあるインドネシアで、住友林業の販売ネットワークとトクラスの家庭用浄水器の技術を活かし、きれいで安心の生活用水を提供する浄水器を提供していくという。

 初年度販売目標として、セントラル浄水器「TW300」が800台、水栓取付型飲用浄水器「TWD7」が70台、ディスペンサー型飲用浄水器「WL2FW」が190台の販売を目指す。

 インドネシアの実質GDP成長率は5.8%(2013年JETRO調べ)と市場成長期にあり、中間所得層の増加などから、今後飲用水に加えて生活用水全般にわたり、“キレイで安心できる水”の需要が見込まれる。

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