中国当局がQualcommを「市場独占」と判断、制裁金の可能性も
2014年7月31日 20:10
あるAnonymous Coward 曰く、 英Reutersが中国紙Securities Times(証券時報)の報道を引用する形で報じたところによると、中国は米Qualcommが市場を独占していると判断したそうだ(日経PCオンライン)。
中国では企業が市場を独占しても法律には抵触しない。しかし、中国国家発展改革委員会(NDRC)が独占的地位の乱用を認めた場合、制裁金を科される可能性があるという。その場合、Qualcommは10億ドル以上の制裁金が科せられる見込みだという。
NDRCは今年2月、Qualcommが、価格の吊り上げなどに関与した疑いがあるとして調査に着手していたとされる。英Financial Timesは「このQualcommに対する調査は、中国で4Gネットワークの展開が進む中、ライセンス使用料の引き下げを同社に迫ることを目的としたものだ」という見解を伝えている。
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