NY金:下落で1298.30ドル、米7月消費者信頼感指数の予想上振れなどで売り優勢

2014年7月30日 07:01


*07:01JST NY金:下落で1298.30ドル、米7月消費者信頼感指数の予想上振れなどで売り優勢

NY金は下落(COMEX金8月限終値:1298.30 ↓5.00)。1310.30ドルから1295.50ドルまで下落した。米企業業績への期待からNYダウが上昇して始まったことで、売りが出始め、その後発表された米国の7月消費者信頼感指数が予想を大きく上回る上昇となったことを受けて、売りが一段と強まったとみられる。

それ以降も、29日から始まった米連邦公開市場委員会(FOMC、30日まで)について、債券買い入れ額の縮小継続は確実で、利上げ開始時期の前倒しを示唆する可能性が警戒される状況に、金相場の上値は重く、1300ドルを下回るレベルでの推移が続いた。次の中心限月となる12月限は、高値が1313.00ドル、安値が1298.00ドルで、引けは1300.50ドルであった(前日比5.30ドル安)。《KO》

関連記事

最新記事