狙われるInternet Explorer

2014年7月28日 13:26

あるAnonymous Coward 曰く、 Bromium Labsの分析によると、Internet Explorerの脆弱性やそれをターゲットにした攻撃が急増しているという(Bromium Labsの発表PDFHELP NET SECURITYSlashdot)。

 Bromium Labsは2014年1~6月まで公開された脆弱性およびexploitについて調査を行った。その結果、Microsoft Internet Explorerの脆弱性は前年の2013年と比べると今年は100%以上の増加率であるようだ。JavaやFlashの脆弱性よりも増えているという。また調査結果では、Microsoftのパッチのリリース間隔も短くなってきていると指摘している。

 Bromium Labsの担当者は、攻撃者にとってWebブラウザは常に格好の攻撃対象であったが、より頻繁に攻撃されるようになったことを認識するべきだろうとコメントしている。

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